アニメやマンガといったエンタメ系の専門校として有名な
「代々木アニメーション学院(通称代アニ)」。
現在までに12万人を超える卒業生を輩出しており、
日本で最も有名なエンタメ系専門校と言ってよいでしょう。
そんな代アニですが、気になるのが「学費」です。
この記事では、少しでも学費を安くしたい!という代アニ受験生や
代アニに興味がある方に向けて、
受講料がかなり安くなる「新聞奨学生」制度について徹底解説しました。
代々木アニメーション学院の「新聞奨学生」制度とは?
新聞奨学生制度とは、
新聞配達をしながら代アニに通うことで、
代アニの学費の大部分(もしくは全額)の支払いが免除される制度です。
アルバイトをしながら大学に通うのと同じようなイメージですが、
新聞配達は毎日早朝(夕刊の場合は夕方も)に行う必要があるので、
学業との両立はかなり大変になります。
代々木アニメーション学院の公式サイトによると、
代アニの全学生のうち約20%が新聞奨学生制度を利用しています。
そんな新聞奨学生のメリット、デメリットについて細かく見ていきましょう。
新聞奨学生制度のメリットは?
まず、新聞奨学生のメリットについて見ていきます。
メリット①:学費が免除される
まずは何と言っても「学費が免除されること」は大きなメリットです。
新聞奨学生として代アニに入学した場合、
学費の全額(もしくは必要な分)を奨学金として無利子で借りることができます。
そして、2年間奨学生を続けると、借りていた分の奨学金が全額返済免除となります。
つまり、最後までやり遂げることができれば無料で代アニを卒業することも可能、というわけですね。
お金がなくても夢を叶えたい人にはとてもありがたい仕組みとなっています。
メリット②:給与が支給される
代々木アニメーション学院の新聞奨学生は、
学費が免除されるだけではなく、
働いた分の給与が毎月支給されます。
アルバイトのようにお金がもらえることで、
モチベーションの維持もしやすいですね。
メリット③:寮に住める
代アニの新聞奨学生は新聞販売所の寮に住むことができます。
家賃を払わなくても普通のマンションのような個室で生活することができるのは
大きなメリットですよね。

新聞奨学生のお部屋(代アニ公式サイトより)
代アニ公式サイトに、寮の部屋が載っていました。
こんなキレイな部屋で暮らしながら代アニに通えるのは大きなメリットと言えますね。
新聞奨学生制度のデメリットは?
そんな新聞奨学生ですが、デメリットはあるのでしょうか?
デメリットは代アニの公式サイトや他のサイトでもあまり触れられていないポイントです。
当サイト管理人の友人に元新聞奨学生がおり、
この制度についてその人から詳しくヒアリングした聞いた内容を下記に記載しています。
ぜひ押さえておきましょう。
デメリット①:とにかく忙しい
新聞奨学生は毎日の新聞配達が主な仕事となります。
↓に新聞奨学生の一日の流れを載せていますが、
毎朝2時には起床する必要があります。

新聞奨学生の一日の流れ(代アニ公式サイトより)
普通の大学生のように、
例えば深夜まで飲みに行ったり、遊んだりするヒマはありません。
また、雨の日も雪の日も配達はあります。
自転車で大雨の中、新聞が濡れないようにビニールを被せて配達していたところ、
転んで新聞がビショビショになってしまいめっちゃ怒られた、、、という話を聞きました。
この話を聞くだけで、かなり大変そうな仕事だということが伝わりますよね。
授業料がタダになる代わりに、この生活を2年間続ける覚悟が必要になります。
デメリット②:仕事は配達だけとは限らない
「新聞奨学生の仕事なんて、新聞配達するだけでしょ?」
って思っていませんか?
もちろん基本的には合っているのですが、
新聞配達員のもう一つの重要な仕事として、
「拡張」
と呼ばれるものがあります。
これは新聞を取っていない人(もしくは過去に取っていた人)の家を訪問して、新聞契約を結ばせる業務です。
新聞配達員に話を聞くと、
この拡張業務がめちゃくちゃ大変ってみんな言いますね。
今のご時世、ただでさえ新聞の販売部数は減る一方なのに、
新規の契約者を取るなんて至難の技です。
新聞販売業者によっては配達員に新規契約数のノルマを課すところもあり、注意が必要。
とはいえ、拡張業務がない新聞販売所もあるので、
代アニの新聞奨学生を志望する人は、
最新の募集要項をまず取り寄せて(無料でできます)、
「拡張」業務があるかどうかをしっかり問い合わせるようにしましょう。
\無料で届く/
/入力はカンタン1分\
新聞奨学生を志望する場合は、
実際に新聞配達の事務所を見学することもできます。
途中で辞めてしまうことがないように、
事前にしっかりと情報を集めておきたいですね。
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