今回は「代々木アニメーション学院」の就職率と就職先を徹底調査しました。
昔、代々木アニメーション学院のCMで「代アニは就職率100%!」みたいな触れ込みがあったことを覚えている人もいるかもしれません。
実際のところ、最近の代アニの就職率はどうなっているのでしょうか?
また、気になる卒業生の進路・就職先についても徹底調査しました。
代々木アニメーション学院の就職率は何パーセント?
代々木アニメーション学院の就職率は94%です。
代アニ公式サイトによると、2022年の卒業生のうち57.6%がエンタメ関連職種、36.4%が一般企業に就職、6%が大学に進学しています。(高等部の就職実績)
また、ちょっと古いですが2020年の実績を見てみると、もう少し細かい内訳が記載されています。
上記の就職の割合をみると、声優・芸能事務所所属は70.5%と高いのに対して、アニメ会社やマンガ家アシスタントといった業界就職率は13.1%と低いのが分かります。
この割合の違いが、単純に声優や芸能系の志望者が多かっただけなのか、それともアニメ会社・マンガ家アシスタントの倍率が高く難関だったのか、どちらかはこの割合からは読み取れません。
公式サイトを見てもこれ以上の細かい情報は載っていないので、代々木アニメーション学院への進学を検討している方は、
まずは資料請求してじっくり読んでみることをおすすめします。
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そのうえで、オープンキャンパスに行ってみて質問してもいいかもしれませんね。
代々木アニメーション学院の卒業生の進路・就職先は?
代々木アニメーション学院の卒業生の就職先はアニメ制作会社や声優事務所、出版社、ゲーム制作会社など、多岐に渡ります。
代アニは1978年の創業以来、約12万人もの卒業生を送り出しており、国内におけるほとんどのアニメ制作会社や声優事務所に代アニ出身者がいると言われています。
ここでは学部別に代アニ卒業生の主な就職先を紹介します。
まずはエンタメ学部(声優・エンターテイナー学部、芸能スタッフ学部)から。
・(株)青二プロダクション
・(株)アイムエンタープライズ
・(株)アーツビジョン
・(株)81プロデュース
・(株)ソニー・ミュージックエンタテインメント
・キングレコード (株)
・(株)ホリプロ
・(株)ワタナベエンターテインメント
・松竹芸能 (株)
・東京俳優生活協同組合
・(株)アトミックモンキー
・(株)オフィス ワタナベ
他
有名な声優事務所や芸能事務所への就職実績があることがわかりますね。
代アニ卒業生の中には声優だけでなく俳優として活躍している人も多数おり、就職先には俳優事務所もあります。
続いてはアニメ学部の就職実績です。
・(株)タツノコプロ
・(株)手塚プロダクション
・(株)京都アニメーション
・(株)プロダクション・アイジー
・(株)A-1Pictures
・(株)シャフト
・東映アニメーション(株)
・(株)バンダイナムコピクチャーズ
・(株)サンライズ
・(株)スタジオジブリ
・ユーフォーテーブル(有)
・(株)MAPPA
他
アニメにそこまで詳しくない方でも、「タツノコプロ」や「スタジオジブリ」は聞いたことがあるのではないでしょうか。
また、「鬼滅の刃」で有名になったユーフォーテーブルや、数々のアニメ制作で有名な京都アニメーションなどにも就職実績があります。
最後に、クリエイター学部の就職先を見てみましょう。
・(株)講談社
・(株)集英社
・(株)小学館
・(株)幻冬舎
・(株)サイバーエージェント
・(株)Cygames
・グリー(株)
・(株)コナミデジタルエンタテインメント
・(株)主婦の友社
・(株)スクウェア・エニックス
・(株)セガゲームス
・ピクシブ(株)
・ソフトバンク(株)
他
マンガ家やそのアシスタント、マンガ編集者として就職する人が多く、出版社に就職するケースがあります。
また、ゲームクリエイターの場合はコナミ、スクウェア・エニックス、セガなどのゲーム会社に就職するケースがありますね。
まとめ
この記事では代々木アニメーション学院の就職率や就職先について解説してきました。
もちろん、ここに挙げた就職先は一部の卒業生の話であり、代アニに入学したからといって必ずこれらの有名企業に就職できるわけではありません。
ただ、卒業生の半分以上がエンタメ系の企業に就職できていることを考えると、代アニは歴史と実績を兼ね備えた専門学校といえるのではないかと思います。
代アニへの入学を迷っている方は、
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